事故って外傷がない場合どんな検査をするの?被曝とかしないの?平気?
こんにちは。
今回は、事故後病院に搬送されるとどんな検査をするの?という話をします。
実際には、体を動かせない状態で、
勝手に体を引きずり回されて検査されるので、何も心配しなくていいと思います。
それから、検査をするのに放射線を利用することもあるため、被曝の心配をする方が稀にいると思います。その説明もしようと思っています。
ただし
私は専門家ではありません。間違ったことを書いてしまうかもしれません。
この記事を読むことで、自分で調べたり、先生や看護師さんに聞いてみようと思わせることがこの記事の目的です。
まあ、何が言いたいかというと、ネットで変な人たちが発信している
トンデモ科学
に騙されないように、受けるべき検査はちゃんと受けましょうね、ってことを言いたいわけです。
それでは始めます。
僕の今回受けた検査は主に
レントゲン撮影
CT検査
MRI検査
の三種類です。
骨折を経験した方はレントゲン撮影だったら経験した方も多いかと思います。
CT検査とMRI検査は何が違うの?
CT検査やMRI検査は専用の機械に寝転がり、ドーナツ型の機械に通され、体の内面を三次元的に撮影されます。
基本的にはやってることは同様ですが、お互いに得意なこと、不得意なことがあります。
☆CT検査の長所
- 検査スピードが早い
- 上記の理由から広範囲の検査に向く
- 骨や肺の検査に向いている
- ペースメーカーをつけている場合でも検査が可能
☆CT検査の短所
☆MRI検査の長所
☆MRI検査のデメリット
- 時間がかかるため広範囲の検査ができない(最低でも30分から1時間程度)
- 骨の変化がわかりにくい
- 放射線の代わりに強力な磁力を使うため、ペースメーカーを使っている患者は検査できない
- 時間がかかるため、閉所恐怖症の方は厳しい
MRI,CTとレントゲンは何が違うの?
レントゲンも主に放射線による検査です。
CTが三次元的な検査をするのに対し、レントゲンは二次元的な撮影をするので、一瞬で検査が終わります。
CTより放射線の量は減りますが、精密な検査には向かないでしょう。
CT検査と被曝のリスク
CT検査やレントゲンでは、大なり小なりX線を浴びることになります。
世の中には、放射線を浴びるリスクを危険視するあまり、
私は絶対CT検査は受けない!
ウチの子供にはCT検査は受けさせない!
という方が稀にいらっしゃるみたいですが、これは間違いです。
もちろん、放射線を浴びるのですから、その分のリスクはありますし、短期間のうちに何度も放射線を浴びることで、がんになる可能性が高まる場合もあります。
しかし、CT検査で浴びる放射線の量だけで見るとがんになる可能性の増加リスクは他の要因と比較すると、とても小さいため、気にするほどのことではありません。
よって、がんになる可能性よりも、検査を受けないことによる今後の治療の判断ミスの方がよっぽど危険性が高いと言えます。
本当にあなたの体や子供のことを思うのであれば専門家であるお医者様の言うことに従って検査を受けましょう。
大丈夫です。数回CT検査を受けたことが原因でがんになる方はほぼいません。
安心して、検査を受けてください。
また、この記事を読んで、自分で調べてみようと思った方へ。
この記事は専門家でない僕が見やすいように簡単にまとめたページです。
誤植や間違いがあるかもしれません。
参考サイトを載せておきますので、是非医師の監修がある、または研究者の書いてくださっているページを参考にしましょう。
決して、謎の持論を展開するトンデモ記事に踊らされることのないように気をつけてください。
この記事に明らかな間違いや誤植があった場合、訂正しますので、ご連絡ください。
今回、この記事を書くにあたって参考にしたwebサイトはこちらです。
CTとMRIの違いについて
http://www.nirs.qst.go.jp/hospital/image/image_03a.shtml
CT検査や医療被ばくについてのQ&A
http://www.nirs.qst.go.jp/rd/faq/medical.html
- レントゲンとCTの違いについて
https://www.mrso.jp/colorda/az/2092/
次回→ 僕の背骨はこんな感じになってます
http://silberkids.hatenablog.com/entry/2018/02/01/193844
前回→背骨が折れた人のお風呂の入り方